鎌田大地選手の東山高校時代!挫折→覚醒までのエピソードがスゴい!と話題になっています。
高校時代、1年生で経験した挫折から覚醒し、得点・アシストを量産する桁違いな選手へと成長した鎌田大地選手。
本文では、覚醒のきっかけとなる先輩からの言葉など、鎌田大地選手の東山高校時代の挫折→覚醒までのエピソードについて詳しくご紹介します。
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鎌田大地の出身高校や偏差値・学部は?
鎌田大地選手の出身高校は、スポーツの名門である京都の『東山高等学校』です。
学部は、卒業生の多くがプロスポーツ選手として活動する「トップアスリートコース」を選択しています。
また、2022年度東山高校トップアスリートコースの偏差値は”46”となっています。(出典:「みんなの高校情報京都」より)
鎌田大地選手は高校入学時点で、サッカー選手としてプロを目指すのはもちろんのこと、文武両道を実践する、まさに「トップアスリート」を意識した決断をしていたことが伺えますね。
鎌田大地の東山高校時代のサッカー経歴
サッカーを辞めようと考えていた
鎌田大地選手は1年生ながら、高校サッカー選手権京都府大会決勝の舞台で途中出場を果たします。
この試合後、鎌田大地選手はサッカーを辞めようと考えていました。
後半ロスタイム直前、同点のチャンスで鎌田大地選手がゴールキーパーの至近距離から放ったシュートはゴールの枠を外れ、同点のチャンスを逃しチームは敗戦してしまいます。
自分がシュートを外したことで、
『3年生を引退に追いやってしまった』
という思いから責任を感じ、サッカーを辞めることも考えました。
しかし、ロッカールームに戻ると、引退する3年生から「お前が引っ張っていけ」と声をかけられたとのことです。(出典:2022年10月25日「サンスポ」より)
その言葉を受けた鎌田大地選手は、その日のうちに頭を丸刈りにし、
”自分がチームを引っ張る存在になる”
と決意を新たにしました。
1年生の鎌田大地選手への期待と信頼を感じるエピソードですね!
18試合22得点18アシスト!関西の得点王&アシスト王に
鎌田大地選手は2年生になると、高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ関西で18試合に出場し、22得点18アシストを記録。得点王およびアシスト王となりました。
この目覚ましい活躍の背景には、やはり1年時の選手権府大会決勝敗戦があり、チームを勝利へ導くため自ら得点することを強く意識するようになったそうです。
(出典:2020年5月30日「Yahoo!ニュース」より)
高校2年生の時には決定的なパスで味方にアシストをしたり、自らゴールを奪うことでチームを勝利へ導くといった、現在の鎌田大地選手の原型が出来上がっていたのですね。
しかしながら、得点への意識を強めることで実際に得点できてしまう鎌田大地選手。この時すでに、覚醒状態に突入していたのではないでしょうか!
上位リーグで最下位に沈むも、ゴールランキング4位の活躍
高校3年時にはプリンスリーグから1つ上のカテゴリに昇格し、U-18プレミアリーグWESTに参入しました。
鎌田大地選手個人としては10得点を叩き出し、ゴールランキング4位タイと突出した結果を残しています。
しかし、最終的に東山高校は2勝3分13敗で最下位となり、1年で降格してしまいます。
このとき、全試合(18試合)終了時点のチーム総得点が19点となっており、鎌田大地選手がチーム総得点の半分以上を稼いだことになります。
勝てない試合が多く得点のチャンスが少ない中、獅子奮迅の活躍で得点を重ねていく鎌田大地選手。数多の強豪校でさえも鎌田大地選手を止めることは容易ではなかったようです。
鎌田大地の高校時代のサッカーへの評価
鎌田大地選手の高校時代のサッカーへの評価は、プロのスカウトの目からしても『評価の難しい選手』でした。
持ち前のテクニックで高校2年・3年とゴール・アシストを量産してきた鎌田大地選手ですが、分類としてはいわゆる万能型で、1つ1つのプレーに「独特の間」を持っている中途半端な選手と捉えられてしまうこともあったそうです。(出典:2022年4月22日「Number Web」より)
そんな中、サガン鳥栖のスカウトだけが鎌田大地選手のポテンシャルを見抜き、求める選手像にマッチしていたこともあり入団オファーを送りました。
これだけの実績を残してきた鎌田大地選手ですら簡単にはプロになれない。それだけプロの世界は厳しいということですね。
鎌田大地の高校卒業後の経歴
鎌田大地選手の高校卒業後の経歴は以下の通りです。
- サガン鳥栖(2015-2017)
- フランクフルト(ドイツ)(2017-現在)
- シント=トロイデンVV(ベルギー)(期限付き移籍)(2018-2019)
2017年にドイツのフランクフルトに移籍するも出場機会に恵まれず、2018年にはベルギーのシント=トロイデンVVに期限付き移籍となります。
移籍先のシント=トロイデンVVでは、公式戦36試合で16ゴール9アシストと抜群の成績を残し、1年でフランクフルトに復帰しました。
復帰後は活躍を続け、2021-2022シーズンには鎌田大地選手の活躍もあり、ヨーロッパリーグ優勝という快挙を成し遂げます。
ヨーロッパリーグ優勝という文句なしの快挙は、多くの人に驚きと感動を与えたことでしょう!
鎌田大地の小学校〜中学までの学歴・経歴
鎌田大地選手の小学校〜中学校までの学歴・経歴は以下の通りです。
- 伊予市立伊予小学校(愛媛) [偏差値:不明]
所属クラブ:キッズFC(現:FCゼブラキッズ)
- 岸和田市立北中学校(大阪) [偏差値:不明]
所属クラブ:ガンバ大阪ジュニアユース
中学は地元の愛媛県を離れ、祖母の家がある岸和田市立北中学校に進学し、ガンバ大阪ジュニアユースに所属しました。
環境の変化に臆することなくサッカーへの情熱をひたむきに追いかける姿は、年齢に関係なく尊敬に値しますね。
以上、鎌田大地選手の東山高校時代「挫折から覚醒までのエピソード」をご紹介しました。
逆境から這い上がる不屈の精神力と持ち前のテクニックを武器にどれだけ凄い選手になっていくのか、これからの活躍がますます楽しみですね!
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